川田自動車物語

ETC車載器のテレビ取材で大パニック

■ ETCのTV取材でパニック! 平成21年3月12日(木)

この日は、ETC助成金制度の初日です。

お昼頃1本の電話が入ります。

「CBCテレビですが、ETC車載器の取り付け状況について取材をしたいのですがよろしいですか?」

取材の目的は、政府のETC助成金制度と高速道路1,000円割引(ETC車載器付き車両)によって、どのような反響が市場に起きているのか、現場の話を伺いたいとのことです。 さらに、「会社の名前とか、詳しく伝えられませんので宣伝にならないかもしれませんが、それでもよろしいでしょうか?」とのこと。

電話を受けた私は、早速社長に確認をとります。 社長は、話もろくに聞かず!・・・軽く「いいよ。あとやっといて。」 あと、やっといて??って・・・ぇぇ私が・・・。

私「誰が取材を受けたらいいでしょうか?」

社長「ヤマ(山ちゃん)でいいじゃない!TVにでも映ったら結婚できるかも知れんで!」

私「はぁ」

この、社長の軽いのりは危険です。 何だか嫌な予感が脳裏を描きつつも・・・時間が無いのでCBCの取材担当者に連絡します。

CBC取材担当者「助かりましたぁ。それでは、今からそちらに伺います。」 電波がTV局まで届くかテストしたいそうです。

私「はっハイ」 15分もしないうちにTV局の方が見えました。アンテナを持ちながら上下左右、2階にも上がって受信状態を確認しています。 どうやら!うまく電波が届かない様子です。

TV局担当者「電波が届かないので、中継車を手配させていただきますから駐車場をお借りできませんか?」 私 よくわからず、「ハイ解りました。」

1時間後、TVでよく見るあの大型のバスが到着しました。 何だか、話がどんどん大きくなっていくけど大丈夫かなぁと思いつつも・・今更どうすることもできません。 おまけに、テレビ局のひとがどんどん来ます。10分程度の取材でこんなにひとがいるのかと思うぐらいです。 そしてよくよく話を聞くと「生中継」とのことです。

「生???」 「しーらんべ、しーらんべ」

私は、山ちゃんに取材の件を話します。 生中継と聞いた山ちゃんは、すごく躊躇っています。でも社長から指名されたので嫌とは言えません。 17時が本番です。残す時間は1時間。 そこへ、女性アナウンサーの登場です。 女性アナウンサーは山ちゃんの様子を見て、緊張をほぐすために、何度も練習をしてくれました。 そんな緊張感バリバリの現場へ、当社の社長!登場です。

「おぉ、えらいことになっとるなぁ。」と、一言投げかけ何処へやら・・・。 あれ、あれれ、あなたはどこへ行っちゃうの?

17時15分!何とか無事に取材終了です。

「お疲れ様」 取材終了と同時に・・・ 「リリリン!リリリン!」

それから2日間、電話が鳴りやむことがありませんでした。

「ETC車載器を注文したいのですが、在庫はありますか」 TVの凄さを始めて感じた瞬間でした。

社長から「おい!会社に何度も電話したけど、ずーと話し中だぞ、大丈夫か」と携帯に連絡があったり、「やっとつながった」とお得意様から怒られたり、とっても大変な2日間でした。

でも、大変だったけど、私も山ちゃんもみんなも「いい経験ができた」と思ったのではないでしょうか。

それにしても女性アナウンサーは感じのいいかわいいひとだった。

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