お問合せ内容
前輪左に引きずりがあります。 走行した後かなり熱があります。自分で修理したいのですがどうすればいいですか?また、必要な交換部品を教えてください。
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当社からの返答
ブレーキの引きずりは、ホイルシリンダ又はブレーキキャリパのピストンが固着して起こります。現象としては、ブレーキを踏んでいないのに、ブレーキが効いている状態になります。そしてブレーキに熱がこもり、最悪の場合は、ブレーキオイルが高温となって気泡が溜まりブレーキが効かなくなる危険性があります。症状としては、タイヤ回りに異常な熱を感じたり、ブレーキを踏むと左右にふれたり、片側のブレーキだけが極端に減ったりします。初期段階では、分かりにくい症状ですので、通常は車検や点検時に見つかります。早く気づいてよかったですね。
修理方法
1、前輪左側のタイヤを外し、ブレーキキャリパーをブレーキローター部分から取り外します。(ブレーキオイルがこぼれるので、受け皿を用意してください)。
2、ブレーキキャリパーを分解し、シリンダー並びにシリンダー内部のサビや汚れを綺麗に取り除きます。
3、キャリパーのインナーキット(シール等)を交換し組み付けます。
4、キャリパーをローター部分に取り付けて、ブレーキのエアー抜きを行います。(左側のブレーキだけでなく、全部のブレーキのエアー抜きを行います。)
5、タイヤを取り付けて完了です。
必要な部品
ブレーキキャリパーインナーキット、ブレーキオイル、ペーパー、ブレーキグリス
キャリパーのインナーキットを交換する場合は、片方だけでなく、両方行ってください。整備の経験がない初心者には、大変難しい作業です。ブレーキが効かなくなることもありますので最新の注意を払って作業を行ってください。整備の経験がないなら、整備工場へ依頼されることをお勧めいたします。
参考:ブレーキ修理詳細へ
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Last Up Date: 2011年8月10日 水曜日 11:16 am