川田自動車物語

えっ?と思った事故報告

■「事故をおこしてしまったら・・・・・」

お客さまのためにも、相手のためにも、すぐに、保険会社(代理店)へ連絡してください。保険会社(代理店)は、事故の報告を聞くと、直ぐに事故対応へ動きます。このときの初動が遅れると相手にも不信感を与えてしまい、示談がスムーズに進まないことがあります。ですから「事故を起こしてしまったら、直ぐ代理店(保険会社)に連絡しましょう!」 ここでは、事故報告が遅れ、相手に不信感を与えてしまった実例を紹介します。

ある金曜日の夜の出来事です。事務所に一本の電話がかかってきました。

被害者「車をぶつけられたんだけど相手がつかまらないんだ。」ムスッとして

山下 「そうですか!。事故の担当の者に変わりますね。」

片岡 「車をぶつけられたとのことで...」

被害者「何!?連絡ないの??」

片岡 「はい、申し訳ありません。」

被害者「あのさ〜娘が信号待ちの所、○○さんがいきなりバックをしてぶつかって来て、急いでるという事で警察も呼ばずに名刺だけ渡されてそのままどっか行っちゃたんだけどさ〜、3車線ある国道でいきなりバックするってどういう事?しかも名刺だけ渡して立ち去るってどうなの?娘が怪我はないけど、もし怪我してたらどうするの?娘は結婚指輪を取りに行ってた途中なのにぶつけられてケチがついたじゃないか!」とご立腹で言われました。

片岡 「そうでしたか。お客様は保険会社や警察へお届けになりましたか?」

被害者「そんなもの、相手は急いでいたということで警察にも保険会社にも連絡していないよ。どうすればいいかわからないから、ぶつけた相手を見つけてほしい。」

すぐ相手の方の携帯を何回も鳴らしましたが全く繋がらず、自宅にも連絡をしたが帰っていないとの事でした。どうしよぉ!! お客さまへすぐに連絡をし

片岡 「大変申し訳ありません。何回も携帯とか心有る所は連絡をしたのですが相手の方に繋がらないです。お怒りは物凄く分かります。相手の方に確認を取らないといけないので明日の午前中までお時間をいただけないでしょうか?」

被害者「まぁ〜しゃないか。あんたも分からないのに動けんのも分かるから明日連絡をくれ!」

片岡 「すみません・・・明日必ず連絡をします。すみませんでした。。。」

再びで加害者の携帯を鳴らしたのですが繋がりません。自宅に電話した所、自宅にお見えでした。事故を確認すると 「あ。●●の店の前でぶつけたんだ。あのときは急いでいて、警察にも保険会社にも連絡できなかったんだぁ。どうすればいいかわからないから後やっておいて」

確認ができたので相手の方に連絡をして 片岡 「遅くなりすみませんでした。やっと捕まり確認が取れました。時間がかかり申し訳ありませんでした。すぐ代わりの車をお持ちしますので伺わせて下さい。」

被害者「こっちは相手がどんな人か分からずに、何もしないでどっか行っちゃったので不安になるわなぁ〜。娘にも怒ったけど事故をしたらキチンと処理をしないといかん!何を考えているんだ!」しっかりと怒られました。

片岡 「御尤もです。ホント申し訳ありません。もし、また、事故やこまった事態になったときには、すぐに警察と保険会社へご連絡いただけませんでしょうか?速やかに対応をさせていただけると思います。事故状況についても、時間がたつとわかりづらくなりますので。」

被害者「まぁあんたが動いてくれたしキチンと対応してくれたからまだいいけど、そうだなぁ。これからは警察と保険会社には面倒でも連絡することにするよ。相手がつかまらないとなんともできんもんなぁ。」

事故を起こしてしまったら警察を呼んで、早急に的確に保険会社、代理店に連絡しましょう。

⇒保険トップはこちら

前のページに戻るトップページに戻る川田自動車をお気に入りに追加